2023-01-01から1年間の記事一覧
太気拳伝承録(前編) 登場する先生 島田道男 湯川栄光 松井欧時朗 崎田潤一 柞山誠 内容 気功会の教練達 教練セミナー・基本の練習 印象に残った言葉 トータルだから、足だけってことは無いんだよ。上下で一本の線が出来上がってないと。全体があって足があ…
技撃は古代の名前で、始まりは戦国時代の「斉の人は技撃を嗜む」からで、当時の斉国では技撃が盛んでした。これは中国の拳術の最も古い名前であり、文献では更に古いものも見られます。王先生は技撃という言葉を使わず、拳術は二つの部分から成ると言われま…
正中動から爆発へ(前編) 登場する先生 島田道男 ジャン・ルシュワー 西田幸夫 内容 正中動から爆発へ(前編) 太気拳欧州セミナー(前編) 「勁」を練る型鍛錬法(後編) 印象に残った言葉 (準備姿勢で雑念を捨てるイメージは)今はひなたぼっこしながら…
養生は非常に繊細なものであり、私たちは訓練を通じて余力を残すことが求められます。養生では、站樁後に全身がより軽松となり、精神が満ち溢れ、何もしたくない気持ちや休息を望む気持ちが、站樁後には変わり、何かをしたいという力が湧くように感じます。…
太気、その道(後編) 登場する先生 島田道男 松井欧時朗 内容 北海道の手応え 松井による島田評 師から弟子へ 印象に残った言葉 (島田先生について)……力が抜けている。そして、自然に従っているような感じがする。さりげない。日本の武術で言うと「天地の…
太氣至誠拳法気功会二十六周年記念演武会 登場する先生 島田道男 佐藤聖二 天野敏 平直行 松井欧時朗 鹿志村英雄 内容 組手披露 挨拶 演武披露 印象に残った言葉 澤井(健一)先生からとにかく練習しなさい、自分の話をしなさい、今の話をしなさい、と言われ…
技撃樁について、さらに詳しく説明しましょう。技撃樁は拳の中でも技撃の部分に属します。技撃樁は拳術であり、その要求も主に三点に集約されます。それは精神集中、周身放松、呼吸自然です。養生や健身にとって、この三点が良いとされますが、拳術や対抗性…
太気拳 「武」の真相 登場する先生 島田道男 内容 島田道男インタビュー 印象に残った言葉 「相手の攻撃に対処するのに、一歩、二歩は良いけど、三歩目は無いだろう」ということは、澤井健一先生も言っていたことだ(島田道男) まっすぐ下がらず横に動いた…
練功の時間については、厳格な規定を設けるべきではありません。自分自身が以前に設定した時間、例えば10分、15分、20分などは、練習中に気持ちが落ち着いて快適であれば、長くなることがあります。逆に心が落ち着かず、雑念が多く浮かんだり、体が不快であ…
太気拳 「武」の真相 登場する先生 島田道男 内容 島田道男インタビュー 印象に残った言葉 相手との関係・接点は何か、接点における平衡状態を見つけ、誘導し、変化する。最終的には空間を制圧する(島田道男) 澤井先生がいつも言ってた。「戦いの中で『武…
今日は意拳について皆さんに紹介します。意拳は心意拳に由来しています。伝えられるところによると、戴龍邦先生は山西省祁県の出身で、河南省で心意拳を学び、後に河北省深県の李洛能先生に伝え、この時に心意拳は形意拳に改められました。李洛能先生は深県…
澤井健一の遺産 太気拳 登場する先生 鹿志村英雄 天野敏 島田道男 佐藤聖二 内容 《座談》太気拳の未来 天野敏特別寄稿 島田道男インタビュー 印象に残った言葉 (太気拳を始めてから変わったことについて)腹に重心が乗るようになりますから、遠くを見るよ…
注:以下「姚老意拳講課録音資料」は、ちょうど出版されたばかりの『姚宗勲拳学思想文集』から抜粋されたものである。実は、ずっと前に私が師父の拳学資料を整理していた時に、これらの録音テープを聞いたことがある。ただ、姚老が話す際に少し訛りがあり、…
島田道男の太気拳 登場する先生 島田道男 内容 島田道男の太気拳Q&A 平直行vs島田道男対談 印象に残った言葉 野生動物だって関節を瞬間的にピンと限界まで伸ばすことはあっても、必要以上に伸ばすことは無い。体のコントロールができて、ちゃんと力が伝わら…
姚宗勲先生(1917-1985)は現代の著名な武術家であり、北京市武協の顧問を務め、北京市意拳研究会の会長であった。意拳(大成拳)の創始者である王薌齋先生の衣鉢を受け継いだ人物である。姚宗勲先生は王薌齋先生から拳道の真髄を受け継ぎ、数十年の実践経験…
島田道男の太気拳 登場する先生 島田道男 内容 島田道男の太気拳Q&A 平直行vs島田道男対談 印象に残った言葉 突きを出したら体が伸びてしまうこともあるわけです。それよりも体の中で突きの力と形を作っておいて、歩法によって体全部で動いて当てれば、いつ…
姚宗勲先生(1917-1985年)は、当代の著名な武術家であり、元北京市武協顧問、北京市意拳研究会会長で、意拳創始者の王薌齋先生の衣鉢を継ぐ人物であった。姚先生は王先生から拳道の真髄を受け継ぎ、数十年の実戦経験を積み、中外の拳学の長所を取り入れ、現…
名伯楽伝 名指導者から何を学ぶか 登場する先生 廣重毅 島田道男 内容 廣重毅師範インタビュー 島田道男の太気拳Q&A 平直行vs島田道男対談 印象に残った言葉 澤井先生からは、意拳の稽古以外にも本当に実戦的な指導を受けました。道を歩いている時にいきなり…
「形が無い」のが一番強い 登場する先生 島田道男 内容 太気拳とその指導法 平直行が太気拳を初体験! 平直行vs島田道男対談 島田道男師範インタビュー 印象に残った言葉 常に身体に内在する力を感じる。常に身体をまとめる力と外に発揮する力を感じ、維持す…
渾元樁(技撃樁)は、混元力を求める樁法である。功を練る時は精神を集中し、神を凝して意を定め、自然に直立する。全身を先に挺抜させ、その後全身の筋肉を放松するが、松に似て松に非ず、緊となっても硬直しないようにする。眼は前を見て、高く遠い地平線…
「前後左右上下が揃って発勁し、全身は同時に五弓を備える」 整勁または整体力の原理は極めて単純である。数年間、この道を見つけられない者は、原理が分からないか、または非常に神秘的な観念を抱いて、最も複雑な理論や方法から入手しているためである。 …
(1) 題弁 『意拳正軌』の序には、「技撃の道を言い表すことは甚だ難しい」とある。今、私はその難しいことを強いて表現するが、それは「言葉は心無くして出る」ということである。「心にその心無し」、「無心の言葉」、これを「無を以て為す」と言うのである…
三天三地 站樁:天を頂き地に立つ走摩擦歩:天を戴き地を履く実作:天を翻し地を履く 似是而非 笑っているようで笑っておらず、尿するようで尿しておらず、曲に似て曲に非ず、直に似て直に非ず、頂くようで頂かず、扣くようで扣かず、座っているようで座って…
『拳学新編』によれば、「応敵の要訣は千言万語あるが、人を制するが自らは制されないことから外れない」。これが拳学の最高境界である。この境界に達した功夫には、以下の三つがある。 (一) 「一撃必殺」。これは打撃力であり、郭雲深先生の半步崩拳や『意…
二十年以上前、私は体が弱く病気がちな青年だった。幸いにも孫秩先生の厚情を受け、熱心に教えていただき、拳術を伝授され、体は健康になった。孫先生はよく、王薌齋祖師が創設した意拳は内容が豊かで、博大で精深だと言っておられた。入門の学習方法につい…
インナーパワーを身につけろ 登場する先生 孫立 内容 インタビュー「意拳とは」 「站樁」 「試力」「発力」「歩法」 対練「対人発力」「推手」 「養生功」 印象に残った言葉 王先生は、人間にとって一番大切なのは体で、内臓のバランスが強くなれば、技をち…
意拳のサンドバッグ練習は、一般的なサンドバッグの打ち方とは異なる。サンドバッグを仮想の敵と見なし、単にサンドバッグを打つことが打撃の強さや速度の練習だと単純に考えたり、どのように打ってもいいと思ってはならない。私はサンドバッグを打つ目的は…
斌魁先生の拳学に関する記要の抜粋は、意拳気功の弟子たちが学習、練習するための参考資料として後に残す。この『記要』はもともと日付順に整理されていたが、学習と練習の便宜のために、内容を拳学理論、健身樁、技撃樁、試力、発力、及び力の運用などの部…
101、坐弾力の発力が上手くいかないのは、按勁が大きく、冲勁が小さいからである。按勁は小さく、冲勁を大きくすべきである。この式では支点を強化し、支点を軟らかく打ってはならない。按は支節であり、撞が本体である。主に攻める方向では、一、二と分けて…
80、拳を練習する際には闘争心が必要で、決闘の精神、獅子や老虎の精神を要する。 81、力がないと言われるのであれば、それは樁功から始めるべきであり、樁功の中から得られるものである。静かな時には自身の力量を求め、動いている時には外部の力量を体感す…