意拳浅談

意拳/大成拳を研究しています。翻訳は意訳です。

其他拳術名家論文

踝的地位(『拳理説与識者聴』より)

脚踝は全身の重量を支える要であり、盤架の蹲低にとってより重要なのは、落胯だけでなく、落踝である。落踝により、気は涌泉に沈むことができ、涌泉に根なければ、気には主がなく、「力学は死んで補うことができない」の状況に陥ることとなる。 脚踝の拳架に…

体松与腹松(『拳理説与識者聴』より)

体松というのは、身体の各部分、手足及び肢体等々を指す。腹松とは、丹田気の松浄を指し、丹田気の滞りや閉塞がないことを指す。腹松とは腹部肌肉の弛緩ではなく、歩行時、行功運気時における丹田の気の運行流通が順調であることを指す。力を用いて気を使う…