意拳浅談

意拳/大成拳を研究しています。翻訳は意訳です。

2021-01-01から1年間の記事一覧

王薌齋先生の著書『站樁功(初稿) 』

簡介 站樁は我が国の古代養生術の一種で、早くは二千年以上前から『黄帝内経』の中で、「上古には真人があり、天地を提挈し、陰陽を把握し、精気を呼吸し、独立して神を守り、骨肉は一の若し、故に能く、寿は天地を敝くす(上古有真人者,提挈天地,把握陰陽…

王薌齋先生の著書『養生樁簡介 』

養生樁簡介の文は1963年6月26日に『健康報』から刊行された 養生の歴史は悠久で、方法は繁多で、鍛錬の方式はそれぞれ同じではないが、全ての目的は病気を退けて延命し、早い衰えを防止することである。数十年の養生の術の学習と鍛錬を懐古し、自覚するのは…

王薌齋先生の著書『養生樁漫談』

序言 養生樁は内在的な鍛錬の一種の基本功夫であり、一種の養生健身の術であり、同時にその姿勢と動作は全て人身の生理組織の配合であり、ある方面では高級な中枢神経に十分な休息と調整を与え、ある方面では有機体を適当にする鍛錬を与え、同時に病を防ぎ、…

張樹新先生の著書『大成拳渾元樁的三種層次』

大成拳(意拳)の渾元樁には三種類の段階がある。一、初級渾元樁。換勁樁の一種で養生樁や健身樁と呼ばれる。二、中級渾元樁。摸勁樁の一種で技撃樁と呼ばれる。三、高級渾元樁。総合樁法の一種で、矛盾樁、降龍樁、伏虎樁、撐抱樁、托宝樁、扶按樁、提挿樁…

『意拳要点(王薌齋口述、何鏡平記録)』

一、総則 1、形を以て体を為し、意を以て用と為し、静を以て和と為す。2、形を以て意を取り、意を以て形を象り、形は意が転じるのに随い、意は形から生まれ、式は随い意は従い、力は意の発動に由る。3、松(=緩める、ゆとりがある)は緊であり、緊は松であ…

張礼義先生の著書『大成拳技撃樁的要点』

技撃樁は大成拳/意拳の技撃を学ぶための基本功であり、技撃に必要な様々な力を養うことを目的としている。 しかし、多くの同志が站樁で功を用いているとはいえ、要領がつかめていないため、結果はあまり満足できるものではない。 参考までに長年の研究と修練…