意拳浅談

意拳/大成拳を研究しています。翻訳は意訳です。

2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

関于「龍虎」的骨骼放松与周身放松之法(『問道意拳』より)

意拳の放松の力を理解するには、自然界のタコの状態を観察するとよい。また、コブラが攻撃を仕掛ける前の身体にも放松の状態がある。意拳の放松の力は突出せず、遒放の力の訓練は身体のあらゆる面に関わる。まず「龍虎二気」の遒放の功がある。 古い世代の人…

意拳的站樁換勁訓練(『問道意拳』より)

祖師王薌齋先生の創立した意拳は、站樁を本とし、「大動は小動に及ばず、小動は不動に及ばず、不動の動こそ、生生として絶えることのない動である」と認識する。意拳の站樁功法は、正に「不動の動」(蠕動とも称する、表面上は見えない運動)の根本的体現で…

劉殿琛先生の著書『形意拳術抉微』

総論は形意の各技術の根本である。戦いの道は往々にして武器を用い、素手で敵に立ち向かうことで最後の勝利を得る。つまり武術は軍の命脈である。 武術の種類は非常に多く、流派が分かれ、各々が正しいと主張する。大きく分けると内外の両派の二つになる。外…

孫存周手稿五篇

内勁 拳中の内勁とは、人の散乱している外の神気を、拳中の規矩、手足身体の動作によって、順中に逆を用い、丹田の内に縮回させ、丹田の元気と相交わらせ、無から有へ、微から著へ、虚から実へと、皆徐々に積蓄して成すものである。その理は動中に勁を縮め、…

孫禄堂論形意拳学(『孫禄堂武学思想』より)

一、形意拳歴代伝承 形意拳は達摩祖師により創始され、名を内経と言う。宋の岳武穆に至り、始めて形意拳の名を得た。即ち『易筋』の作用であり、これを形意という。元、明の両代は書籍が無いため、ほぼ失伝した。明末清初の際、蒲東に馮氏一族があり、中でも…