意拳浅談

意拳/大成拳を研究しています。翻訳は意訳です。

武術(うーしゅう)1988年5月号

全身の細胞すべてで打つ!! リラックス・パワーの訓練システム

  • 登場する先生
    • 王岳峥
  • 内容
    • リラックスはすべてに通じる
    • 集中がリラックスを導く
    • 意拳の站樁における"放鬆(リラックス)開発システム"

印象に残った言葉

リラックスするためには、雑念が邪魔になります。体をリラックスさせるためには意識を集中してなければなりません。

站樁のとき、すぐに動いてしまう人がいますが、初めのうちは変化しないほうが良いのです。というのも、動くと内部のよい状態がまた元の状態に戻ってしまうからです。

私の場合は、站樁をすると二十分くらいで、完全なリラックス状態となり、すごく気持ちがよくなります。その状態では、何を考えているかわからなくなり、人に名前を呼ばれても気がつかないこともあります

真のリラックスが体得できれば、拳を打ち出した時、髪の毛一本から足の裏の細胞まで全身のすべての組織が、拳を打つことに集中し、大きな力を得ることができるのです。