意拳浅談

意拳/大成拳を研究しています。翻訳は意訳です。

2023-10-24から1日間の記事一覧

混元樁(一)(『拳学新編』より)

初めに混元樁は立容(立勢)を整える。立つことは拳功の基本間架である。立つ時は足尖を外側に向けて、角度は約六十度にする。安定を求め、気は静かに神は安らぎ、天を戴き地を履き、天地と一つになる意がある。站樁の際は、以下の各点に注意する必要がある…

武術(うーしゅう)1996年冬号

化勁より発力! 意拳推手の問いかけるもの 登場する先生 王岳峥 (日本意拳協会) 内容 意拳の推手の特徴 推手で会得するべきこと 全ては基本の中にある 印象に残った言葉 意拳の推手は太極拳などの推手とは大きく異なります。特徴的なのは活歩、つまり足を…

樁法前論(『拳学新編』より)

第一節 樁法為操練全身之功夫 我々の一身は、身、手、頭、足、五官百骸と分けられるが、内外ともに本来は一体で整っている。習拳、操練では、人の全身は一体であり、内外表裏、身手頭足、五官百骸を分けて議論できず、分けて操練することもできない。拳理の…