2024-07-08から1日間の記事一覧
問:大成拳の練習は先ず站樁ですが、いつ試力を練習すべきでしょうか? 答:大成拳の学習を站樁から始めるのは正しい。站樁の主な目的は静力を鍛錬することだ。静力とは動かない時に力があることで、自身の争力によって得られる力だ。站樁を練習しない人には…
問:大成拳は中国武術各門派の長所を集めたものでしょうか? 答:そうではない。私も大成拳に初めて触れた時はそう聞いていた。1980年代、常志郎先生に系統的に大成拳を学んだ時、私も無意識に「大成拳は中国武術各門派の長所を集めたもの」と言ったが、後に…
問:「体整如鋳、身如鉛灌、毛髪如起、筋肉若一」とは何でしょう? 答:整を求めることは練拳の重要な目標の一つである。どの程度まで整えるのか? 「体整如鋳」は整を求める過程での一種の生理反応である。人が整えられるかどうかは、関節が鍵となる。具体…
問:撑托樁と矛盾樁を立つ時、後脚のどの部位を地面につけるのでしょうか? 答:撑托樁と矛盾樁を立つ時、後脚は全ての足裏を地面につけるべきである。站樁の練習では大歩、中歩、小歩、高勢、中勢、低勢と異なる歩幅を練習すべきである。樁勢の高低によって…
1. 自身と父親の教授法の違い 父親の教授法は王薌齋の方法と大きく異なり、私の現在の教授法も父親のものとは大きく異なる。父親は一般に学生に道理を説明した後、学生自身に多く考え、練習し、体得させた。私は自身の数十年の修練の心得を皆に詳しく解説し…
師父が亡くなる前日、私は家に見舞いに行った。その時師父は眠っており、私は静かに部屋に入った。老人を起こすつもりはなかったが、先生は目を覚ました。いつものように、私を見ると師父は私の手を掴み、私はその眼に無窮の思慮を読み取った。師父は拳を語…
雀難飛は鳥難飛とも称し、これは内力の伝導を運用し、神経の迅速な反応を訓練する一種の高級な練法である。その練法には三種あり、以下に分けて述べる。 1、両手で拳を握り、小鳥を掌握していると仮想する。握り締めてはならず、傷つけないようにする。しか…
この樁の姿勢と全身各部位の要求は基本的に撕綿樁と同じであるが、両手の掌心を内に向け、両腕は大樹を抱くようで、両腿の内側は樹幹に貼り付くようで、全身に貼抱の意があり、確かに大樹を抱いている感覚を求める。同時に精神的に自己を放大し、大樹と対称…
間架は養生の抱樁式から、両足の踵を軸として側面に45度旋転し、左転は左式、右転は右式とする。転体後の両脚の位置形状は、前脚の踵が後足の掌の踵部に斜めに対し、丁字歩でも八字歩でもなく、丁八歩と称する。身体の重心は両脚の間にはなく、後脚の臀部が…