意拳浅談

意拳/大成拳を研究しています。翻訳は意訳です。

唐承根先生の著書『訓練方式和時間安排』

この問いは余計な話かもしれないが、師の導きがなく、かつ拳法の経験もない者にとっては効果的な訓練の助けとなるだろう。

毎日の総合的要求は、站樁を2時間以上、試力を1時間、歩行を30分、その他30分は自由な推手またはその他の練習である。

効果的な訓練は質と量の結合でなければならない。毎日適当に30分や50分練習するだけでは、数年経っても小成にすら至らないだろう。速成の本質は投機ではなく、回り道をせず精進を求めることだ。趙道新、姚宗勲、王選傑が薌老に習って短期間で頭角を現し、日の昇るが如く発展したのを見るとよい。また、多くの人が少年から白髪頭まで苦心して求めながら碌々として成果がないのを見よ。速成がないと言えるだろうか? 選傑老師はこう言った「速成とは回り道をせず、最短時間で最良の効果を得ることだ」。この言葉を覚え、しっかり記憶せよ。これは武術だけでなく、人生にも当てはまる!

毎日の訓練配分は、まず站樁から始めるのが最良だ。功力が浅いときは時間を短くし、毎日左式と右式を立ち、累計2時間で十分である。功力が深まれば毎日左式か右式のみを練習し、2回に分けて各1時間、翌日は別の式を練習する。

站樁が終わったら少し休憩し、試力を練習できる。異なる進度に応じて異なる内容を配分し、歩行やその他は別の時間に訓練を行う。訓練時は集中して質を保証し、途中で雑談したり、お茶を飲んだりしてはいけない。功夫は自分の身に練るものであり、他人に見せるものではない。

練習期間中は、教程を注意深く読み、一字も見逃してはならない。正しく体得してこそ事半功倍となり、自惚れて誤解や誤練をし、いい加減に済ませてはならない。

条件が整えば、できるだけ師のもとで学ぶのが最良だ。たとえ10日や8日でも、多くのことを理解させてくれるだろう。

この教程はここで全て終了するが、まだいくつかの感想や認識を書き出したいので、後ろに付け加える。学ぶ者への示唆や啓発となることを願う。