意拳浅談

意拳/大成拳を研究しています。翻訳は意訳です。

武術(うーしゅう)1998年冬号

意拳技撃訓練法

  • 登場する先生
  • 内容
    • 意拳における意念とは?
    • 意拳の意念活用法
    • 実在と想像
    • 意念の位置付け

印象に残った言葉

例えば立禅を組んだときに両手をボールを持っているような形にする。こうやって体の外側に何か物があると想像することで初めて意識が働いてくる。しかし、思っているだけではしようがないんで、それを伝達する。そうすると細胞がわずかに動きますよね。それでもって形が修正されたり、筋肉を鍛えたり、あるいは速度を求めたりするわけです

対象が一つになってくると、どうしてもそれを打つためだけになってきます。そうじゃなくて瞬間的にどちらへでも力が出てこなければいけないわけです。だから前後の呑吐も必要だし、左右の開合、それから上下の起伏もなくちゃいけない

意念って最初のうちは意識が太いものになっちゃうんですよね。太いというか、すごくはっきりとしたものに。本来はなるべく細くて脆い意念のほうがいいんですよ。最初ははっきりとしたものの方が感覚が出やすいんですけどね。そういったものは徐々になくしていかないと一方的な力に陥りやすいですし、体も固くなります

それで、どんどん霊活にしていって相手に触れた瞬間のみ、その整体力が出るようにする。だから徐々にフワフワした実体のないようなものにしたい。そういう意味では澤井先生なんかの動きってのはそうですね。非常に柔らかいけども相手とぶつかった瞬間にバッと身体が全部まとまるんです