意拳浅談

意拳/大成拳を研究しています。翻訳は意訳です。

論点穴(『拳道中枢』より)

点穴の説は世間の人がみな奇怪に思っているが、点穴道、時間を述べる者があり、その種々の分論は止まない。それを聞けば、人生吐き飽きるが、皆そうであるわけではない。双方の技を比べるとして、敵と力が均しい時、固定の穴を打つことは容易ではない。言うまでもなく撃中はどのような穴も打つのは難しく、さらに時間をかければ敵に撃破される。もし拳道の根本の能力がなければ、たとえ任意の点を突き、その技を無いところに施し、幸いにも中心に当たったとしても、効果はない。もしすでに拳中の真実の理力を得ているなら、両肋前胸の某一部位 一つ打てば即死に至る。故意に点穴を意図するのではなく、至るところにあり、点穴ではないところはない。もし穴の場所を学び、いつでも点穴を付けるようになったとしても、その道はかえって遠いのではないか?