意拳浅談

意拳/大成拳を研究しています。翻訳は意訳です。

大天星樁(『大成拳新視野』より)

述要

胸、腹、下肢の要領は矛盾樁と同じである。両腕は渾元樁の基礎の上で持ち上げられ、眉と同じ高さにある。右手は左手よりも少し低く、掌は内側に向けられている。両手は横開の内勁を含み、綿を引き裂くような感じである。両前腕は斜め上に挑むようで、鑚勁を含んでいる。これは、想像上の敵の劈、按の力を分化させる。同時に、両腕の手首、肘、肩甲骨は外に突っ張り(=頂)、頭部を引き上げる(=領)と共に七点の争力を構成し、そのために天星力と名付けられている。疲労を感じたら、左右の式を交換して練習することができる(図31)。

提示

両前腕はできるだけ上に翻す。これは、掌の下を転じさせて、虎扑放人の余裕を残すためである。

作用

この樁は、推手の技法で上からの手で受ける(=上接手)予備式である。

黄景文『大成拳新視野』より