イメージ拳法"意拳"に見る意念コントロール法
- 登場する先生
- 王岳峥
- 内容
- 神経と肉体を意念でつなぐ
- 意念で身体をコントロールする練習
- 史上最強の男をイメージする
印象に残った言葉
意拳の目標は状況に即応した瞬時の反応です。考える間もなく、反射的に体が反応する。これを普段から練習します。たとえば、人が熱いものに触れてしまった場合、「熱い!」と思うより早く本能的に反射的に手を引っこめますね?ああいった反応です、反射的な反応は最もスピードが速いのです。
意拳で站樁を行うとき、全身がこのように最大の活動・緊張状態になることをめざします。そしてまた平常のリラックスした状態に戻る、次にまた緊張状態へ……この繰り返しを意識によって引き起こせるよう練習するわけです。
"意"の練習は、動作を身につけるためだけでなく、実戦時の心構えを鍛えるためにも行います。何ものも恐れない、という信念を自分に植えつけるのです。戦いでは気迫と自信が大切ですからね。