意拳浅談

意拳/大成拳を研究しています。翻訳は意訳です。

瑣論(『拳学新編』より)


一、拳学を提唱し、拳套の練習に反対し、拳理法を明らかにする。

二、拳功の妙用は、本来整然とした容を保ち、気血を養い、一心一志にすることである。

三、剣法と拳功は、曲は異なるが同じ工である。練習時には、混元の力を得る必要があり、それから各段階に分けて、面積や構造の配備や対応に及ぶ。大まかに言えば、梢節は直接突き、中節は転換を待ち、根節及び全身の力は前方に推し進めるだけである。その各種の運用は口で述べるのは難しく、身で示すことが待たれる。

四、現在の学者や同道者は、宗派や門戸の見解を捨て、拳学の真理を共に研究すべきである。拳学が振興し、拳理が明らかになることは、国学の存続にとって実に重要である。我々の使命は、誠実に受け止め、争いを起こさず、まだ技の比較によって勝敗を争う段階ではない。