意拳浅談

意拳/大成拳を研究しています。翻訳は意訳です。

2023-10-11から1日間の記事一覧

要論一(『岳武穆形意拳術要論』より)

散らばるものには必ず統べるものがあり、分かれるものには必ず合わさるものがある。故に天地の四方八方にある数多くの物事はそれぞれに属するところがあり、千頭万緒のように絡み合ったものもその起源を持っている。一から散じて数多くの変化が生じ、その多…

総論(拳学述要)(『拳学新編』より)

我が国の拳学は戦国時代より興り、後に達磨の洗髄易筋の二法と華佗の五禽戲とを合わせて、その技を形成することとなった。今日、多数の門派が存在するも、その淵源は一つである。どのような派閥であれ、拳の名を外れることはない。拳とはいわゆる拳拳服膺の…

姚宗勲先生の著書『站樁功的「意念活動」』

古来より先人達は「站椿」功に類似する多くの養生法を伝えており、例えば「独立守神、肌肉若一」、「以形為体、以意為用、以静為和」、「勢以意変、形簡単意繁」等と言われたものが有った。その中の「守神」、「以意為用」と「勢以意変勢」は皆、意念活動の…