意拳浅談

意拳/大成拳を研究しています。翻訳は意訳です。

2023-10-14から1日間の記事一覧

対手功夫(『拳学新編』より)

対打練習は拳功の一部である。練習の際、虚套と真芸が同じでないことを識別すべきである。諺は「殴り合いの時は拳法を忘れる」と語っている。この言葉は虚套と花法の病を説明しており、美観は実用できず、実用は美しくないことを証明する。拳法の運用は、意…

要論四(『岳武穆形意拳術要論』より)

身や気の論から外れ、梢について進めてみる。梢とは身体の端である。身体について初めて話す際、この部分は触れられず、気についても稀にしか論じられない。捶は内から外に発し、気は身体を通じて梢に達する。故に、気の用は身体に基づいていなければ、虚で…

武術(うーしゅう)1986年7月号

これが意拳だ 登場する先生 北京意拳研究会 簿家聡 王岳銘 内容 意拳とは 簿家聡、王岳銘インタビュー 印象に残った言葉 従って、意拳では、套路を通じて、外部から新しい動きを自らの身体にしみ通す練習よりも、人間が本来持っている気の力(渾元力)を站樁…

意拳(『拳学新編』より)

第一節 意拳倡導之意義 人の身体は内外ともに一体であり、意と動は一致している。拳功と拳理には是非があり、内と外に分けることはできない。そのため、薌齋先生は内家と外家という拳の名に反対し、実用に合わない拳理や招法、套数にも反対していた。拳理を…